東証システム障害 世の中「絶対」ってないのね

10月1日、東京証券取引所においてシステム障害が発生。

終日、売買を停止する事態に陥りました。

なんでも株式売買システムarrowhead(アローヘッド)に障害が発生し、

バックアップシステムへの切替えも上手くいかなったそうです。

現代はあらゆるものがデジタル化、システム化、自動化されています。

ホント、便利になりました。

思い返せば、私が社会人になった90年代初めはパソコンもデジカメも、スマホは

おろかケータイもありませんでした。

今ではとても考えらません。

デスクワークが伴う業務の多くは「仕事する=目の前にパソコンがある」状態です。

今、パソコンが鎮座する目の前のスペースに当時は何があったのでしょうか・・・

全く思い出せません。どうやって仕事をしてたんだろ(笑)。

人類が考え出したテクノロジーを駆使して便利になった生活。

それを維持するために2重、3重の事故対策が用意されているのでしょうが、

やはり「絶対」というものを存在しないのですね。

世の中がITやAI、ネットやシステム化で進化するほどに、今回のように

「保険が利かない」事態になった際の被害・損害は甚大なものになります。

電車は止まるし、お金も動かせない、買い物もできない、ヒトのあらゆる活動が

できなくなる‥‥。

そして、それらのトラブルに自分では成す術が全くないのです。

考える程、怖いです。

今回の東証のトラブルが長引いて復旧に数日を要する、となっていたら

以前のように人の力による「場立ち」で対応していたのでしょうか?

でも、「場立ち」の技術も継承・訓練していないとできないですよね。

ともかく、今回のようなシステムダウンや自然災害を想定して、自社でできる

ことを事前にまとめ備えておくことが大切になります。

東証システム障害にふれて感じたことをつらつら書いてみました。

何だか取り留めがない内容になってしまいましたが、今回はここらで筆を

置きたいと思います。

あ、筆じゃないや、パソコンだ‥‥(汗)