一昨日は仕事を終えた後に久しぶりにオンラインではなくリアルでのセミナーに
参加しました。
実に久しぶりです。
ここしばらくは打合せやセミナーもオンライン続きでしたので新鮮な気分を
味わうことができました。
対面で人と会話を交わすことは画面越しとは違い、お互いの反応が分かり易く
進行もさせやすいというメリットなどを改めて感じた次第です。
正直、やっぱりリアルに人と接することは重要だなぁ、と実感。
この数か月の間に会社や業種、担当業務によってはリモートワークが一気に
進んだことでしょう。
それまではリモートワークに対する何となくの拒否感だとか「ウチの会社では
ムリでしょ」といった思い込みがあったのに、新型コロナウィルスという外圧に
よりあっけなく(会社によっては実施に至る過程で大変なところもあったで
しょうが)導入されて、それで日々動いて行くという現実に直面された方も
多いと思います。
しかし、オフィスへの通勤や取引先への移動などにそれなりの時間を掛けて
仕事をするという常識が覆され、一日数十分もしくは数時間の時間的余裕がある
意味いとも簡単に生み出されたことは衝撃とも言えます。
いざやらねば、という状況に直面したら案外できることも多いのかもしれませんね。
いずれにしても今後、リモートワークやオンラインの活用は避けて通れません。
今は導入できないという会社でもその流れには抗えず、将来的には現実のものと
して対応していくことになります。
これから当分はリアル(対面で得られる安心感など)とオンライン(移動などの
手間を省いた効率性や3密回避の安心感など)の両方をにらみながら良い塩梅を
模索することになりそうです。
その時に考えなければならないのは、その選択が「顧客のためになるか?」そして
「自社のためになるか?」ということでしょう。
当たり前のようではありますが、「やること」自体が目的化して、顧客や自社の
利益や効果を考慮していないことが往々にして発生します。
特に時間の観念は大切にしたいところですね。
唯一、どんな会社や人にも平等なのは時間だけ。
ランチェスター法則でも時間はとても重要視しており、ムダな作業や移動を
無くすことは利益性の向上にも大いに貢献することを強調しています。
是非、みなさんの会社でもそんな視点でリアルとオンラインを上手く混ぜながら
お仕事に活用して頂きたいと思います。