先日、1人でテント泊キャンプに行ってきました。
富士山近くの割と大きなキャンプ場で、以前の同僚がそこに勤めているので
たまに遊びに行きます。
今回数年ぶりだったのですが、お客さんで一杯でした。
泊まったのは日曜日から月曜日。
翌日は平日にも関わらずほぼ満員。
前回、そして前々回も今回とほぼ同じ時期に行き、どちらも金曜日泊だったの
ですが、その時はガラガラでした。
特に前回は広いけど鬱蒼として視界が悪いサイトに僕1人・・・(汗)
いやー、今どきのキャンプ人気、恐るべし。
とは言え、隣の人たちの距離はそれなりにあり、無風、寒さもほどほどの
快適なキャンプでした。
さて、僕がキャンプに行く目的はもちろん「リラックス」や「気分転換」です。
もう少し具体的に言うと「焚火」と「星」。
これで癒されるのです。
今回、星は見えませんでしたが、焚火と友達との話を十分に楽しめました(酒も!)。
そして、先程の目的とは別に重要度は一段低いものの、実は「裏目的」もありました。
それは「野営力をつけること」と「キャンプ道具の使い勝手を知ること」。
自然災害が多い日本ではいつ何時、家から放り出される事態になってもおかしくは
ありません。
災害から数日間、野宿に近い生活になる・・・十分、あり得ます。
現実的には、その時にそれなりの文明の利器が手元にないとサバイバルはできない
でしょうが(僕の場合はです)、僅かでもそれに近い生活をしてみる経験値を
積んでおきたいと思っています。
キャンプ場側はあまり災害対策としてのキャンプ体験という売り方をしていない
ようですが、訴求すれば一定の需要はあるように思います。
ただ、今はそれをせずとも集客ができており、やる必要もないのかもしれません。
友人曰く、今は曜日に関係なく人が押し寄せてとっても多忙なんだと。
前置きが長くなってしまいましたが、何を言いたいかというと「新たな使い方」や
「別の用途」を提案できれば需要を掘り起こせる可能性があるということです。
ウィスキーは人気が低迷してましたが、ハイボールという飲み方を提案する
ことで復活しました。
PC用のブルーライトをカットするメガネも新たな提案を行い、市場を作って「視力がいい」
人を新規客として取り込みました。
ジャパネットたかたは高齢者が手軽に要件や買い物をメモする道具として
ボイスレコーダーを提案してヒットさせました。
今ある商品やサービスを別の視点で捉えて、何か新しい使い方や用途がないか
考えてみてください。
虫の眼(細かい視点)、鳥の眼(俯瞰する視点)、魚の眼(広い視点)で客観的かつ
冷静に見つめてみる。
そして、考えついたアイデアを提案してみる。
ダメでもともとです。
でも上手く行けば新たなお客、需要を取り込むことが出来ます。
ぜひ試行錯誤を続けて行きましょう!